2015年2月21日土曜日

歯周病と骨粗鬆症は負のスパイラル

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骨粗鬆症歯周病を引き起こす仕組

骨粗鬆症は、骨の量が減って弱くなり、骨折しやすくなる症状です。

歯を支えている歯槽骨というものがありますが、骨粗鬆症により歯槽骨ももろくなってきます。すると、歯槽骨に支えられている歯もグラグラしてきて、歯と歯の間の隙間が広がってきます。

その隙間にプラークがたまり、歯周病菌が住み着き、歯周病になりって進行していきます。

歯周病が進行して歯を失うと、モノを噛む力が低下し、バランスのよい栄養が摂りにくくなり、骨粗鬆症が進行してしまう可能性があります。

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骨粗鬆症歯周病の関係を示すデータ

骨粗鬆症と歯周病により骨喪失の関係を調べたところ、骨粗鬆症で歯周病を併発している人は歯周病を併発していない人に比べて、骨喪失の量は約2倍になっています。

骨粗鬆症はエストロゲンという女性ホルモンと密接な関係があり、閉経を迎えた女性はこのホルモンが出なくなり、一気に骨密度が減少していくので、特に歯周病に気を付ける必要があります。

助成の場合は、閉経前に、できるだけ骨量を多くするように心がけることが大切です。


参考情報:歯周病と骨粗鬆症に関する知恵袋のQA

質問内容
骨粗鬆症の治療と、歯科治療について質問させていただきます。 私は4ヶ月ほど前から1週に1錠飲むベネットという骨粗鬆症治療薬を飲んでいます、『歯科治療に行かれる際はこの薬の服用を必ず伝えるように』といわれ 歯周病が少しずつ進行し、虫歯も悪化しつつあります。詰め物がカパカパのところもあるんです>< 色々なところから情報を得ると、ベネットの系統の薬が歯科治療でトラブリやすいと感じたのですが、他の薬剤に変えてもらったら歯科での治療で、骨粗鬆症治療薬によるトラブルを回避することが可能なのか教えていただきたいのです。 ベネット系のものがダメならば、どこの内服薬なら歯科治療に影響がないと思われますか。
★ベストアンサー
骨粗鬆症の薬剤のうちビスホスホネート製剤を服用している場合には、一部の歯科治療で注意が必要です。 しかし全ての治療が行えない訳ではありませんので、薬の服用はそのままで、まずは歯科医院に相談されるのが良いでしょう。 その際には飲んでいる薬の種類が分かるように、お薬手帳などを持参して下さい。 詰め物がカパカパでは困りますから、早めに歯科医院を受診されることをお勧めします(^_^;)

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