2015年2月18日水曜日

歯周病とタバコ・喫煙の関係

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タバコ・喫煙歯周病の危険因子の代表

タバコを吸う人は吸わない人よりも歯周病になりやすく、治療しても治りにくい傾向があります。
タバコに含まれるニコチンが口に及ぼす悪影響は主に次の3つがあります。

歯ぐきの血流を悪くするので、歯ぐきに酸素や栄養が十分に行きわたらない。

②細菌を倒す白血球の働きが悪くなり、歯ぐきの抵抗力・免疫力が弱まる。

③唾液の分泌が抑制され、プラークや歯石が付きやすく、口臭が発生する。

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歯周病が治りにくくインプラントの成功率も低い

ニコチンの悪影響により、タバコを吸う人は、歯磨きをこまめにしても歯周病が良くならないことが多く、またインプラントの失敗率は、タバコを吸わない人の約8倍と非常に高くなっています。

されに副流煙という、吐き出した煙は、喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも有害物質の濃度が高く、本人のみならず周囲にも注意が必要です。


タバコ・喫煙有害物質とは

タバコの煙には約4000以上の化学物質が含まれており、このうち約200が有害物質と言われています。主な有害物質の3つは次のとおりです。

ニコチン
毒性が強く、強い麻薬性があります。タバコをやめられない原因です。

タール
2000以上の薬物が入っており、発がん性があります。

一酸化炭素
中性脂肪や悪玉コレステロールを増やして、血液中の酸素運搬を阻害します。

このように、タバコ・喫煙は歯周病を酷くこそすれ、良くなる要素はありません。

参考情報:歯周病とたばこ・喫煙に関するQA(知恵袋・教えてgooより引用)
質問内容
歯周病について 歯周病になっている場合、超音波歯ブラシって効果的なんですか? コーヒーもダメですか? たばこは辞める決意をしました。
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質問内容
夏は歯周病が悪化する・・・ 炭酸やたばこ、ストレスが増えるので ものすごく口内環境悪くなります 皆さんは?
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質問内容
歯が抜けたり歯周病が 喫煙によって 悪化する それでも タバコを吸う人は どうしてでしょうか? 歯の健康より 喫煙できる事が 重要だからでしょうか? 教えて下さい。
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